1月4日(水)
走行距離560キロ
ポート·ヘッドランド出発。大変疲れている!
とにかくタイヤを交換するのが今日の目的だ。
AM6:30、朝食。
今一つ高級なのか低級なのかわからないホスピタル·インのモーテルだ。
恐らくこの町は、あるいはこの付近は大きな国家的プロジェクトが進められている様な気がする。
工事用車輪が多いのだ。
8時にバイクショップに行く。新しいタイヤにはき替える。
次にショッピングモールの中の薬局へ向かう。
案の定、アスピリンと血圧の降下剤だ。ガススタンドで給油する。
今度のタイヤのセッティングで空気圧が低い事がわかった。
明らかにソフトな乗り心地であるが、果たしてこれがタイヤにとってベストなのであろうか?
これから先1万キロが大変気になる。
レッドバロンの小澤氏に電話で聞くが、やはり空気圧が低い事がわかった。
近々どこかのスタンドで空気圧を上げなければならない。
10時から今日の目的地も決めないままパースに向かう。
バイクショップの従業員の勧めで、内陸の道は通らず西海岸のルートを行く事に決めた。
とにかく暑い一日だ。途中、気温が41℃もある事がわかった。
内陸のルートなら恐らくもっと高かっただろう。
ガス欠をきらってこまめにスタンドに立ち寄る。
しかし次のスタンドが何キロ先か掴めないので、常にガス欠の不安があった。
海岸沿いのルートなのだが海は全く見えない。荒野の一本道をただひたすら突き進む。
道路脇の動物の事故死の死体がやたら気になる。カンガルー·牛·小動物·鳥など、色々だ。
私は鳥とはもう3度程ぶつかっている。50センチ程あるトカゲもよく路面を横断しているので、踏み潰しているだろう。
かわいそうに、ごめんなさい!
結局今は560キロ程を走ったスタンドの、モーテルとも言えない宿泊所を3時半頃宿とする。
今までで最低の宿泊所だ。管理人のオヤジさんは全く分からない英語を話すが、気のいいオヤジのようだ。
一晩中、この付近一帯の大型発電機の音と古いエアコンの雑音に悩まされる。
2013年 4月 12日 更新 | オーストラリア大陸2万キロのバイク1人旅