1月15日(日)
今、タスマニアに向かう大きなフェリーのキャビンの中に居る
PM9:30。今日の仕事日記を書いている。今朝は8:30出発。
あと200キロでメルボルンだと思い、モーテルを出た。
途中『少し寄り道を』と思い、バイク200選道路に入った。
200選に選ばれる様ないい道ではなかった。
カメラにも手が出なかったので、あまり大した変わり映えはしなかった。
そしてメルボルンへの道を見失い、100キロ程遠回りをしてしまった。
メルボルンに近づくにつれ、温度が下がり始め、11℃前後だったと思う。
いつ雨が降り出しても良い様な天候になり、淋しさの増すドライブになった。
メルボルンに着く直前には急に晴天になり、温度も20℃台に上がり、
かすかにメルボルンの中心10キロ程先から
高層ビル群が見えた時は思わず『やった!』と声が出た。
西側からメルボルンに入った訳だが、このルートは大きな、そして立派な橋を渡って
この町に入る事になり、勝利者の凱旋の様で最高の気分だった。
すぐ高層ビル群の中に入った訳だが、なかなか自分自身を見失いそうで、
どうしていいやら当もなく走る事になった。
その内に港方向のサインを見つけ、ためらわず港に向かった。
最初の予定はこの辺りでまずホテルを予約し、
タスマニアに向かうフェリーを見つけ、予約する事が今日の仕事だった。
まずジェシカにTELを入れ、メルボルンに着いた事を報告した。
『澤田さんはいつも早いね!』と驚いていた。
ホテルに着いたらフェリーの情報を貰う約束をした。
ところが良く見るとフェリーの桟橋の前にいる事に気づき、
早速フェリーの出航状況を聞きに行った。
タスマニアへのフェリーは朝早い便と夜9時の便が1日2本ある事が分かり、
今夜9時出航の予約も取れる事が分かったので、
メルボルンで1泊するより今夜タスマニア行きに乗れば、
9時間かけて明日の早朝タスマニアに着く。
そうすれば1日助かる事も分かり、往復の予約を済ませてしまった。
タスマニアには2泊する事にし、木曜日の朝またメルボルンに帰る事にした。
夜の出発までには4~5時間の待ち時間が出来てしまったので、
市内電車の1日券を買って市内巡りをした。
メルボルンはやはりオーストラリアの大都市だけあって、
シドニーよりも歴史のある町の様に思えた。
18時頃フェリー乗船が開始され、2列になって並んでいると、
今までに見た事がない様な大きさのフェリーが入港してきた。
タスマニアを小さな島だと想像していた私は、
タスマニアは本当に大きな島なのだと思う様になった。
乗り合わせたバイク仲間と話をしたが、バイクショップも沢山あると聞いた。
タスマニアにいる間にタイヤ交換もしたいと思う。
何か今日は本当にとんとん拍子で物事が運び、こんなに上手く事が運んでいいのか?
とさえ感じた1日であった。
タスマニアに胸が膨らむ。
2013年 4月 13日 更新 | オーストラリア大陸2万キロのバイク1人旅